7.WordPressの設置

2014年2月23日 ★更新：2016年7月16日

ミニバードにWordpress（ワードプレス）を設定します。
設置の手順はこんなかんじです。

ミニバードに「データベース」を設置する
WordPressのファイルをダウンロードする
WordPressのファイルをサーバにアップロードする
WordPressの設定（データベースを指定してあげる）

上の手順は「正統派」っていうか、「簡単インストール」じゃないほうです。

ミニバードには、「簡単インストール-WordPress-」もあり、これならダウンロードやデータベース作成を手動でやらずに、ミニバードの管理画面から自動でできちゃいます。
すぐ触ってみたいという場合はお勧め。（私も最初はコレで入れて、いじり倒してから削除しましたw）

その前に、WordPressとは

WordPressはCMS（Content Management System（コンテンツマネジメントシステム））の1つ。
PHPとMySQLデータベースで動きます。
CMSより「ブログシステム」と言うほうが良いのかも知れませんが、CMS的な使い方も十分できます。

PHP（PHP: Hypertext Preprocessor）はプログラミング言語。動的にHTMLデータを生成します。

MySQL（マイエスキューエル）は正しくは「データベース管理運用システム」だそうです。オラクルが（回り回って今は）開発しているとか。高速で、PHPと相性が良いのが特徴…だそうです。
すごく普及したので「MySQL=データベース」と言っても通じる…ようになったんだって。

WordPressはPHPで作られていて、ブラウザで「管理画面」開いて操作します。
「管理画面」で見た目の設定や、テキスト入力、メディア（画像や動画など）の取り込みをして「データベース」に貯め、ブラウザの呼び出しに応じてそれらを抽出し、ページをプレビューする…といった仕組みです。
「ブログ」みたいなかんじですね。それを自分のサーバで作れる、みたいな。

プログ形式（時系列に記事をアップする）ではなく、普通のウェブサイトのような時系列でないページ（WordPressでは「固定ページ」といいます）を構成する事もできます。
「テーマ」と呼ばれるテンプレートのようなものが、いくつか用意されています。
「テーマ」をカスタマイズしたり、自分で「オリジナルテーマ」を作る事もできます。

こちらがWordPress日本語版のご本家サイト→「WordPress.org（日本語版）」

WordPressを使うと便利なわけ

HTML（とCSS）で作る（いわゆる通常の）ウェブサイトは、
各ページに対して1つのHTMLファイルが必要で、それぞれのHTMLファイルに、レイアウト構成（ヘッダー・コンテンツ・サイドバー・フッターなど）、テキスト、メディア（画像や動画など）をきちんと全部書いてあげますね。
50ページあるサイトなら、50枚のHTMLファイル全部をこの調子で作る必要があります。

WordPressで作るウェブサイトは、
レイアウト構成（ヘッダー・コンテンツ・サイドバー・フッターなど）を、それぞれ別のPHPファイルに分けて作っておいて、1つのPHPファイル（index.phpなど）に配置します。
テキスト、メディアファイル（画像や動画など）は、管理画面から入力し「データベース」に蓄えます。
ブラウザで呼び出すと、あ〜らステキ！合体されてHTMLとしてプレビューされます。

50ページあるサイトでも、作成するファイルは、画面の構成ファイル（部品のPHPファイルと、それをまとめるPHPファイル）でOK。（他にCSSやJavascriptなどのためのファイルも必要だけどね）

各ページの共通部分を別ファイル保存しているので、あとあと編集が楽です。
（Dreamweaverで「テンプレート」という機能がありますが、あんなかんじですね）
また、コンテンツを増やせば自動的にメニューが更新される…など「オートマティック」なのも便利。
管理画面は複数の人がログインできるので、モトを作っちゃえば、HTMLやCSSがわからない人でも記事を追加でき、分業可能です。

Wordpressは特殊な言語を使うのでなくPHPですし、参考本や参考サイトもいっぱいあって、初心者にもとっつきやすいです。